◆米大リーグ 地区シリーズ第2戦 ブルージェイズ―ヤンキース(5日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャースセンター)
今季19勝を挙げた先発左腕フリードが先発したが、3回0/3を投げて8安打7失点で降板した。無死一、二塁で2番手ウォーレンにマウンドを託したが、1死満塁からゲレロに左翼への満塁弾などを2発を浴び、リードは11点に広がった。
両軍無得点で迎えた2回は、先発左腕M・フリード投手が、先頭バーショに右翼線への当たりを許すと、右翼ジャッジがクッション処理で後逸。三塁まで進むと、ブ軍本拠地が大熱狂となった。その直後、6番クレメントに低めのカーブを泳がせながらも左翼スタンドに運ばれた。
流れは変わらず、3回には1死一、三塁から一ゴロの間にホーム生還を許すと、2死二塁からバーショの適時二塁打、クレメントにも適時打が飛び出し、序盤3回で5点のリードを許した。
打線は相手先発イエサベージの前に沈黙。序盤はヒットすら出ず、4回までのアウト12個中10個を三振で献上している。
前日にア・リーグの地区シリーズが開幕。ワイルドカードシリーズを勝ち上がった東地区2位ヤンキースは、同地区王者ブルージェイズとの初戦で1―10の大敗を喫していた。