◆プレナスなでしこリーグ2部第20節 FCふじざくら山梨2―0ディアヴォロッソ広島(5日・JITリサイクルインクスタジアム)
FCふじざくら山梨はホームでディアヴォロッソ広島を2―0で下した。前半12分、MF五味小暖(19)が先制。
地元甲府市出身の五味が、チーム最年少ゴールを決めた。中央で粘ったMF中村友香(25)が五味へつなぐと右足を振り抜き、先制点。リーグ戦初ゴールに「本当にやっと決められたという気持ちです。先輩たちからも、やっとだね、と声をかけてもらって、うれしかったです」と声を弾ませた。
勝利を決定づける追加点を決めたのは、FW脇田だ。後半から投入されたFW山本菜桜美(34)からスルーパス。GKとの1対1を制し、冷静にゴールへと流し込んだ。「けがでピッチに立てない選手もいたので、その分まで自分が決めたいという思いも強かった」と振り返った。
1部昇格へとつながる入れ替え戦には、着実に近づいている。
次節12日は、首位のVONDS市原FCレディースに挑む。