集英社は6日、モデルでタレントの滝沢カレンによる初の私小説「でかまりなちゃん」を同日から発売すると発表した。独創的な言語感覚が多方面で高く評価されている滝沢が、とびきりユニークな母と祖父母に育てられ、その大切な人びとにもう二度と会えないことは、これまで深くは語られてこなかった。
今年8月に第一子出産を発表し母となった滝沢は直筆で、以下の通りコメントを発表した。
【コメント全文】
私が小学生だった頃のちょっぴり温かく優しい記憶の中にある家族のお話を残してみました。
何十年たっても、なんなら何百年、何億年経っても消したくない思い出たちです。
記憶がすぐ薄まっちゃう未来好きの私には、この本を書くことが家族との永遠のとっておきアルバムになりました。
あの頃の記憶は大人になって思い出しても、何の変色することもなく鮮やかなまま穏やかに頭に残っていました。
忙しくてとか、悲しくなるからって深く思い出すことを避けてきた私でしたが、思い出してみて、今ここに残してよかったと思うことばかりです。
歩んできた道は愛たっぷり通りでした。
最愛の家族にも届け・・・!
滝沢カレン