右手中指骨折で離脱中の甲斐拓也捕手が6日、ジャイアンツ球場で行われた故障班の練習に参加した。アップやキャッチボールで汗を流し、負傷後初めて屋外でロングティーを実施。

サク越えを連発し、観客からは拍手が湧き起こった。「投げること、打つことは普通にできる。あとは細かい動き。実戦から離れているので、そこはまだわからない」と話した。

 今季は68試合に出場して攻守で奮闘。しかし8月23日のDeNA戦(東京ドーム)の守備で、本塁クロスプレー時に右手がヘッドスライディングした走者に巻き込まれる形となって負傷した。一度は治療のためにベンチに戻るも、交代せずにプレーを続行したが、その後に「右中指中手骨頭骨折」と診断され、同25日に登録抹消となっていた。

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