巨人は6日、今村信貴投手、重信慎之介外野手、戸田懐生投手に来季の契約を結ばないと通達したことを発表した。

 今村は太成学院大高から11年ドラフト2位で入団。

プロ14年目の今季は2軍で41登板、防御率1・91も1軍登板がなかった。22年から本格的にリリーフに転向して同年はシーズン55登板で21ホールドを記録。通算成績は180試合登板、25勝22敗、防御率4・00。

 重信は早実、早大を経て15年ドラフト2位で入団。10年目の今季1軍では10試合で3打数1安打だった。通算成績は585試合出場、打率2割3分、7本塁打、55打点、70盗塁。

 戸田は四国IL・徳島から20年育成ドラフト7位で入団。21年6月に支配下登録され、翌22年はプロ初勝利を挙げた。23年から再び育成選手となり、今年3月に支配下選手に復帰し、4月に2登板したが、それ以降1軍登板はなかった。今季2軍では35登板(7先発)で防御率2・42だった。1軍での通算成績は19登板1勝1敗、防御率5・53。

 また、球団は支配下選手の京本真投手、喜多隆介捕手、鈴木大和外野手に自由契約を通達したことも発表。

京本は8月に右肘トミー・ジョン手術、喜多は8月に右膝手術を受け、鈴木大は右太もも裏肉離れによる離脱から9月に実戦復帰していた。3選手には育成再契約を打診するとみられる。

 巨人は2日には高橋礼投手、乙坂智外野手、育成選手の直江大輔投手、三浦克也投手、大城元外野手に戦力外通告していた。

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