陸上女子やり投げで昨年のパリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)が6日、都内で行われた、ほっともっとの新商品発表会見に登壇。

 北口の好きな、チキン南蛮、白身フライ、しょうが焼きなどを詰め込んだ「~北口選手の好きなおかずがぎっしり~チキン南蛮スペシャルスポーツ弁当」を頬張り、「お弁当として成立するのかなって思うくらい、メインを張るようなおかずばっかりを言っていたんですけど、本当にこれ、お弁当にできるんだって思いました。

モリモリ食べて、みんなに元気になって欲しいなって思います」と笑顔を見せた。

 2023年ブダペスト世界陸上、昨年のパリ五輪で優勝した北口。今年9月に行われた東京世界陸上でも金メダルが期待されたが、右肘のけがなどが影響し予選敗退となった。「今シーズンを通してちょっとけがが続いて、苦しいシーズンではありましたが、最後の最後で、東京世界陸上という、私たち日本人選手にとって特別な舞台をみんなで作ってくださった。選手生活の中で特別な一年になったと思っています」と振り返る。

 北口効果で、東京世界陸上の女子やり投げ決勝日を始め、多くの日程でチケットは完売になった。「満員の国立競技場を実現できた。想像できないことだったのでうれしかったですし、自分自身も、周りの選手も幸せな瞬間を感じられたと思います」と笑顔で話した。

 来シーズン以降も、王座奪還を見据えてまだまだ鍛練を重ねていく。「東京世界陸上という大きなゴールが終わったばかりですが、来シーズンも世界各地を、ダイヤモンドリーグを含めてまわっていきたい。今回は世界で一番というところからは離れてしまいましたが、また一番になれるように努力を続けていきたいと思っています」と力強く意気込んだ。

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