秋元康氏が総合プロデュースする女性17人組グループ「Rain Tree(レインツリー)」の橋本真希、仲俣美希、佐藤莉華が6日、東京・渋谷文化総合センター大和田で行われた令和7年全国地域安全運動渋谷区民のつどいに出席した。

 警察官の制服に身を包んだ3人は、第2部の特殊詐欺撲滅談話に参加。

特殊詐欺に関連するVTRを見るはずが、約5分間にわたって映像が流れないハプニングが起こった。東京都出身の仲俣は、機転を利かせて、会場に集まった観客にマイクを通して話しかけた。「今日、私たち3人で出演していますが、17人組のガールズグループです。ちょっとでも気になったら、ライブとか来ていただけるとうれしいです」。「マネジャーさんに『盛り上げて』って言われたんですが、どうしたら盛り上がりますか?まず、物理的に拍手しましょうか」と語りかけ、客席から大きな拍手が起こった。

 同席した警視庁渋谷警察署の高橋雅代署長からも「仕切っていただいて、ありがとうございました」と感謝された仲俣。イベント後には対応力を報道陣から称賛されると、「是非、どこにでも呼んでください」と笑顔で呼びかけた。

 警視庁特殊詐欺担当者から特殊詐欺の被害総額が189億円以上だと教わった。佐藤は「190億円って想像もつかないくらいの金額。一件あたりも1600万で、恐ろしい。自分の家族の身に起こったら、人生どうしようかと思いました」と話した。

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