◆練習試合 巨人6―2SUBARU(6日・東京ドーム)

 巨人は11日のCS第ステージ初戦・DeNA戦(横浜)に向けて社会人の強豪・SUBARUと練習試合を行って勝利した。

 先発した西舘勇陽投手は、予定の2回を2安打2失点で3奪三振2四球。

直球は最速152キロで、失点は2回に被弾した2ランによるもの。「(変化球など)試せることは試せた。ミスもあったけど、ピッチングとしては最後、調整ができた。あとは細かいところ」と課題を持ち帰った。

 15登板(7先発)で2勝3敗、1ホールドで2年目のシーズンを終えた23年のドラ1右腕。阿部監督はCSでロングリリーフ要員としてベンチ入りさせることを示唆し「頭数いない分、いってもらわないと困るので。何とかしっかり修正してね。多分ベンチに入れると思うので。しっかり準備してほしいなと思います。基本は(リリーフ)8人で行きたいけど、中ロングができる西舘とかを置こうと思っている、今のところは」と話した。

 負ければ終わりの短期決戦。先発投手の出来次第では早めの継投もあり得るだけに「そこは早い切り替えもありかなと思うので。

しっかり投手コーチと話したいと思います」と指揮官。杉内投手チーフコーチは「曲がり球の精度が2イニング目にちょっと悪くなったのでそこをすぐ修正できれば」と語った。

編集部おすすめ