バレーボールの大同生命SVリーグ男子初代王者・サントリーと、イタリア1部リーグ・セリエAの強豪で欧州CL王者・ペルージャのエキシビションマッチ「ワールドチャレンジシリーズ」(10月7~8日、東京・有明アリーナ)の前日練習が6日、東京・有明アリーナで行われた。今季からサントリー主将の高橋藍は、ペルージャ・石川祐希との対戦に「同じ日本代表のエースとして得点力は負けたくない。
日本代表でともにプレーする石川とは「しっかりと対決するのは初めて」。チームとして対戦したことはあるが「イタリアにいた時も、お互いケガしたりとかで」と、これまで万全で対戦することがなかった。「普段日本代表のチームメートとして心強い、頼りになる選手が相手になるのは、少し嫌な感じがする。賢い選手でもあるので、対策しにくいというか、苦戦するだろうなっていう気がするので、注意しないといけない」と石川を警戒した。
また高橋はペルージャと同じ宿舎だと明かし、石川とは「つい最近まで会ってたんで、まだしゃべっていないです(笑)。笑ってる姿は見ました」とにこやかな表情で話した。
明日から始まる2試合には「初めての特別な機会なので、自分たちがレベルの高い試合を見せること。その中でサンバーズがペルージャに勝つ。これをきっかけにイタリアリーグ、日本のSVリーグも見ていただけるきっかけになれば。面白い試合を見せられるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。