6日放送のTBS系報道番組「Nスタ」(月曜~金曜・午後3時49分)では、2025年のノーベル生理学・医学賞が発表され、生体内の過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見した坂口志文大阪大栄誉教授への授与が決まったことを伝え、科学ジャーナリストの寺門和夫氏にリモートでインタビューした。

 研究の内容について寺門氏は「我々の体の中にある免疫システムですね、これの仕組みに関する研究ということですね」と話し、免疫について説明。

「これから、基礎研究だけではなく医学の応用の面でも使われることになる」と話した。

 そして、「一番ポイントになるのは、がんの治療じゃないでしょうか。外科的な手術だとか抗がん剤とかありますけど、免疫の仕組みを使った治療というのは、非常に期待されている」と語った。

 キャスターを務める井上貴博アナウンサーが「体に負担なくということなんでしょうか?」と問うと、「そういうことになります。今、研究が進んでいるところ」と答えた。

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