Boys beの亀井海聖(17)が、高校生活最後の夏を8月の大阪松竹座公演「Boys be 8 Summer Live」で完全燃焼した。「振り返ってみれば、すごくぜいたくなことをやらせてもらいました」と、来年5月で閉館する同館での公演に感謝。

尊敬するtimelesz・菊池風磨(30)の背中を追いかけ、憧れからさらに高みを目指す。

 ―読書が趣味。読書の秋にオススメの本は。

 「絶対に薦めたいのがあって、シェークスピアのハムレットです。なんで読んだかっていうと、菊池風磨くんがハムレットで舞台をやっていたのを、僕が事務所に入る前に1回見に行って。原作も知りたいなと思って全部読んで、なんか深い話やなと。小5ぐらいで読んだんですけど、今、高校生になって読んだら、ほんまに深い話やなと思うので、みんなに読んでもらいたいです」

 ―歌うことも好き。カラオケのおはこは。

 「バラードが好き。僕の人生はほぼ風磨くんに影響されていて、風磨くんのバラードがすごく上手で、普段のオラオラ系の曲も、ラップもめっちゃかっこいいんですけど、バラードになった瞬間、人一倍聞いていて切なくなる歌声なんです。それに魅了されて自分も誰かに響かせられるような切ないバラード系を歌いたいなと思っています」

 ―特技の和太鼓は習っていた?

 「小学校からやり始めて、今はあんまりやってないんですけど。うちの事務所の伝統というか、和太鼓を取り入れているのを見ていました。

ドラムをやっている人もいるし、それにも影響されてやりたいなって。小学校の体育館でやっていて、すぐ行ける環境だったので習いました」

 ―和太鼓が生きる場面はあったか。

 「ライブで『腹筋太鼓』も1回やったんですよ。AmBitiousの山中一輝がBoys beだった時に、12人でライブを大阪松竹座でして、伊藤篤志と僕と山中で腹筋太鼓をやったんです。しんどいってレベルじゃない。これをできる先輩方はもう化け物やなと思うほど、しんどかったです。(腹筋で)上がるので精いっぱい。そこからたたくので、先輩ってめちゃくちゃすごいことやってるよなと思いました」

 ―コツは。

 「(上体が)上がる時に先輩方が手を開いて上がっていたんです。遠心力で上がっていたのがコツなんかなと思ってやっていました」

 ―和太鼓、バトン、ダンスと特技が多い。

 「特技がいっぱいあった方が武器にはなるやろうと思って。バトンは結構上げてキャッチできるぐらいになってます。

僕、ダンス以外の球技系がマジで苦手。サッカーは1回習ったんですけど、ボールと友達になれなくて…。番組でも何か人と違ったことをしようと思って、片手でバトンしながら、もう一方の手で和太鼓をたたくみたいなこともしました。昔から両利きで、結構手は器用な方なんです。なので苦戦はしなかったですね。文字も書こうと思えば、利き手じゃない方でも書けると思います」(続く)

 ◆亀井 海聖(かめい・かいり)2008年2月8日、大阪府生まれ。17歳。19年に関西Jr.として活動をスタート。20年に関西Jr.内ユニット「Boys be」のメンバーに選出された。特技は和太鼓、バトン、ダンス。趣味は歌うこと、読書。

編集部おすすめ