バレーボールの国内最高峰、大同生命SVリーグ昨季王者のサントリーとイタリア1部セリエAの強豪で欧州CL王者のペルージャのエキシビションマッチ「Q0010 ワールドチャレンジシリーズ」は7日から2日間、東京・有明アリーナで行われる。6日は会場練習が行われ、ペルージャの主軸として今季セリエA11季目を迎える日本代表主将の石川祐希は「僕自身、イタリアのチームの一員で、日本でプレーするのは初めてなのでうれしい。

今できるベストを尽くしたいです」と胸を高鳴らせた。

 世界選手権を終えて、9月下旬にイタリアにいったん戻り、この日ペルージャの一員で来日した。タイトなスケジュールの中、遠征してきたが、サントリーの後に午後6時頃から実戦形式の練習などで汗を流した。「全員がしっかりと役割を全うしたい。今できるベストコンディションで臨めるか」と見据えた。21日にセリエA開幕を控える中での“プレシーズンマッチ”にもなる。「開幕に向けての準備にもなる。いい2日間にしたい」とうなずいた。

 サントリーには日本代表でチームメートの高橋藍、小野寺太志、関田誠大、小川智大らがそろう。サントリーのエース・藍は「得点力の部分で負けたくない」と語っていたことを報道陣に伝えられた石川は「彼もディフェンスの面ではいいので」と警戒しつつ、自身の役割に集中。「僕の持ち味であるスパイクの部分に関しては、負けたくないという気持ちはなく、自分のプレーをしっかりと皆さんに見ていただきたい」と日本のファンにベストプレーを届けるつもりだ。

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