紙切り芸で知られる林家二楽(本名・山崎義金=やまざき・よしかね)さんが9月27日、尿管がんのため死去した。58歳だった。

落語協会が6日に発表した。葬儀は近親者で執り行った。

 最後の寄席出演は8月11日の鈴本演芸場だった。

 二楽さんは1967年8月23日、埼玉県春日部市出身。89年に実父である二代目紙切り林家正楽さんに入門した。91年7月に師匠と初高座を勤めた。2002年には国立演芸場花形演芸大賞の銀賞、05年には同賞の金賞を受賞している。

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