歌手で俳優の手越祐也(37)がボーカルを務める3人組バンド「T.N.T」が、日本テレビ系で今冬に中継される「第104回全国高校サッカー選手権大会」(12月28日開幕)の応援歌「未来へ」を歌うことが6日、分かった。
「T.N.T」は、今年2月に活動を開始したばかりの“新人バンド”。
手越は幼少期からサッカーに熱中し、同局系で放送された「FIFAクラブW杯」のキャスターを経験するなど、大のサッカー好きで知られる。応援歌のアーティストに決まり「めちゃくちゃうれしかったですし、夢のようでした。高校サッカーには関わったことがありませんでしたが、僕も年齢を重ね、将来を担う若い世代の夢を応援したいと思っていました。関わりたいと願っていた夢の仕事だった」と喜びを爆発させた。
手越が作詞した同曲は、「二度とない今日という日を大切に戦うこと、刻まれた時の全てが今も僕を支えている」と大会に懸ける情熱や仲間との絆を表現。手越は「チームワークを大事にしつつも、個も大切にしてほしいと思っています。僕も5年前に独立した時は反対意見もありましたが、応援歌を任せていただけることは、自分の夢を信じて追い続けてきた結果だと思う」と自らの経験を歌に重ね、エールを送るつもりだ。
手越は昨年、4年ぶりに同局系「世界の果てまでイッテQ!」に出演。12日から同局系連続ドラマ「ぼくたちん家」(及川光博主演)がスタートする。音楽活動でも「全ての方をリスペクトしつつ、心を込めてこの楽曲を伝えていきたい」と本領発揮を約束した。
〇…ドラムのkyoheyは、応援歌「未来へ」について「手越くんがステキな歌詞を書いてきてくれて、最初に歌を聴かせてもらった時、ウルっときました」と愛着を深めている様子。ベースのFurutatsuは「(高校生の)背中を押したいし、応援したいという気持ちを全てぶつけなければ。責任感も感じています」と背筋を伸ばした。