大阪市はこのほど、有料スポーツ施設(野球場、運動場、庭球場)のネーミングライツを新たに募集することを発表した。市内18か所の施設で、収入を公園の維持管理に活用することを目的として、今月1日から企業などを募っている。

 同市ではすでに野球場のほか、図書館、歩道橋、プール、道頓堀川の船着き場など、あらゆる施設で「愛称」となる命名権を募集し、収支改善を図っている。今回の契約期間は2026年4月から29年3月末までで、企業名や商品名もOK。市側が設定した最低契約料(非公開)以上で、提案された金額となる。

 今回の18か所は北区、天王寺区、福島区などで市民に親しまれている一般的な“街中のグラウンド”。これまでも他施設で募集をかけており、4月には平野区の運動場で医療法人と年間31万1000円で契約を交わしている。

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