7日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、自民党がこの日午前、総裁選挙後初の総務会を開催。高市早苗新総裁が新たな執行部人事を発表したことを報じた。

 副総裁に麻生太郎氏、幹事長に鈴木俊一氏、政調会長に小林鷹之氏、選挙対策委員長に古屋圭司氏、組織運動本部長に新藤義孝氏、広報本部長に鈴木貴子氏の起用が決まり、総務会長には有村治子氏が選任された。

 「第2次麻生政権」がトレンドワードに浮上するなど派閥色の強い今回の人事について宮根誠司キャスターに「あれ? やっぱり麻生さんに気を使われたのか、高市さんという気も役員人事を見ると、してしまうんですが?」と聞かれたコメンテーターで出演の政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「これはもちろん、そうですよ。気を使われていて、それはある意味、当然で」と即答。

 「高市さんが総裁選を勝ち抜くためには麻生さんの協力がぜひとも必要で、麻生さんが協力したから高市政権ができたわけです」と続けると「それに対して、ありがとうございましたということで人事をやるわけですから。麻生さんが副総裁。麻生派の人が幹事長と総務会長をやる。ここまで配慮しなきゃいけないかとは思いますが、高市さんとしては、それくらいしなきゃいけなかったんでしょ」と分析していた。

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