◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人3―6楽天(7日・日向)

 巨人の育成3年目・吉村優聖歩(ゆうせふ)投手が、楽天戦に2番手で登板。2回無安打無失点、3奪三振と快投した。

 先発の松井の後を受けて6回からマウンドに上がると、7番からの下位打順を相手に見逃し三振、右飛、空振り三振で三者凡退。7回も続投し、1番・辰見からの打順でバットを折って二ゴロ、空振り三振で2死を奪い、3番・吉野には四球を与えたが次打者・平良の打席で巧みな一塁けん制でタッチアウトに仕留めた。

 吉村は22年育成ドラフト3位で明徳義塾から入団。変則サイドの左腕で、大きく変化するスライダーが武器だ。左打者へのツーシーム、ボールが先行した場面で直球以外の球種でカウントを立て直すことがこの秋のテーマ。「ベストの感覚ではなかったんですけど、2イニングを抑えられたことは大きい。とにかくゼロ(無失点)でというのはありますが、やっぱり圧倒したい気持ちはある。チャンスをつかめるように頑張りたい」と意気込んだ。

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