阪神は7日、ジェレミー・ビーズリー投手とグラント・ハートウィグ投手が帰国したと発表した。ともに、15日から始まるCS最終ステージ(甲子園)の戦力構想から外れた。

 来日3年目のビーズリーは先発ローテの一角として期待されたが、8登板(6先発)で1勝3敗、防御率4・60にとどまった。球団を通じて「今シーズンもたくさんのご声援ありがとうございました! タイガースでは素晴らしい経験をしました。球団関係者、ファンの皆さんには感謝しています。シーズン途中での帰国となりましたが、タイガースが日本一になることを願っています」とコメント。推定年俸160万ドル(当時レート2億4000万円)に見合った結果とは言えず、このまま退団する可能性が高い。

 また、ハートウィグは「シーズンの途中からでしたが、リーグ優勝という限られた人にしかできない経験をさせていただいたことを幸せに思います。最後まで一緒に戦うことができず、とても残念ではありますが、チームメイトには日本一になってほしいです」とコメント。16登板で2勝0敗5ホールド、防御率3・65で来季の去就は不透明だ。

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