吉本新喜劇の内場勝則&未知やすえ夫妻が7日、映画「ローズ家~崖っぷちの夫婦~」(24日公開)特別試写会イベントに登壇した。

 内場はタキシード姿で、同じくドレスで正装したやすえをエスコート。

一足先に本作を見たという2人は共感の嵐で、劇中で描かれる夫婦げんかのスケールの大きさにビックリ。タイトルにちなんで、「崖っぷち」なエピソードについて聞かれると、やすえは「紙1枚でつながってた時もありました。離婚届を妹に『間違うたらあかんから2枚取ってきて』言うて取りに行ってもらい、という時期はありました。その時は本当に別れるつもりだったので。崖っぷちのほんまの縁にいました」と回答した。

 お互いの好きなところを3つ照れながら公開した二人。本作では妻アイビーのひょう変ぶりにも驚かされる部分が多く、やっぱり女性は怖いなと感じたかと聞かれると、内場は「やっぱりじゃなくて絶対怖いと思ってますから!映画を見ると『うちもどうやねん!?』ってなるから、そういうのは、(ありますよ)ねぇ?」と不満をもらすと、やすえが「ねぇ?って何やねん!」と叫び、お馴染みのキレ芸がスタート。「今日はサービスや。ほっぺにチューせぇや! 何や嫌なんか?」と迫り、内場の「結婚式でもつらかったのに…」の答えに爆発。「もうええわお前! 綺麗にセットしてるけど、いっぺん頭スコーンと割ってストローで脳みそちゅーちゅー吸うたろか!」からの「怖かったぁ」のおなじみのギャグに、内場が「あんた一番怖いわ!」とツッコみ大爆笑を誘った。

 これから映画を見る観客にむけて内場は「映画は娯楽なんですけど、身に染みて感じる方もいらっしゃるかも、ただ笑ってるかも、とそれぞれの気持ちがあると思うんですけど、最後まで楽しんでください!」とアピール。やすえは「今日も恋人同士とかご夫婦とかで来られてる方とかもいらっしゃると思うんですけど、帰りどんな空気になってるか私見たいなと思いながら、それぐらいもう心と体にすごく感じられる映画となっておりますので、楽しんでいただきたいと思います」と呼びかけた。

編集部おすすめ