◆バレーボール男子 国際親善試合 第1日(7日、東京・有明アリーナ)
大注目の日欧王者対決。世界最高峰リーグのイタリア1部セリエAの強豪で欧州CL王者・ペルージャが大同生命SVリーグ王者のサントリーに第1セット(S)を取られながら、セットカウント3―1で貫禄の逆転勝利を挙げた。
ペルージャ・石川祐希は「僕自身、イタリアのチームとして日本で初めてプレーすることを楽しみにしていたので、このような機会をいただけてうれしかったです。1セット目からこちらのミスで流れが悪く、サントリーにリードされてしまったけど、終盤にリズムを取り戻して、2、3、4セットの特に終盤はこちらのリズムでプレーができていたところが多かったので、そこで勝敗が変わったと思います」と明るい表情で振り返った。
サントリー・高橋藍は「自分たちは負けましたけど、世界トップチームに戦う意味を感じたし、ペルージャからたくさんのことを学べた試合になりました。(石川は)勝負どころの1点はすごさを感じた。世界のトップの選手だと改めて感じました。明日は勝ちに行く。レベルの高い、質の高い試合を見せていきたい」と語った。
◆国際親善試合 サントリーとペルージャは1月に26年12月末までのパートナーシップ契約を締結。「Qoo10 ワールドチャレンジシリーズ」は7、8日に1万5000人収容の有明アリーナで初開催。観戦チケットはチームと同じホテルに泊まれるなど特典が付く1口100万円のプレミアム体験ツアーから5000円のものまで開幕前に完売。今大会限定のオリジナルユニホームも制作。26年にはイタリアでも開催予定。