◆第37回日本少年野球東日本選抜大会 神奈川県支部予選 ▽決勝 横浜緑ボーイズA 10―6横浜泉中央ボーイズA=6回時間切れ=(9月27日・瀬谷本郷球場)
2年生以下の新チームで秋の東日本王者を決めるゼット杯第37回東日本選抜大会(11~13日、郡山・ヨーク開成山スタジアムほか)の組み合わせが決まった。神奈川県支部では決勝が行われ、横浜緑ボーイズAが横浜泉中央ボーイズAを下し優勝。
※ ※ ※
全員野球で呪縛を打ち破った。横浜緑にとって優勝は2015年に選手権大会初出場を決めた支部予選以来、10年ぶり。“シルバーコレクター”と呼ばれた先輩たちの悔しさを晴らした。
誕生日だった越谷の初回の先制犠飛で奇跡への幕が開いた。3回には大橋の満塁走者一掃の三塁打などで大量6点とリード。4回に横浜泉中央Aの反撃に遭い、大会19イニング目で初失点し1点差にされるが、6回に高杉の二塁打から大平のタイムリーなどで3点を挙げ逃げ切った。
旧チームからのレギュラーも多く、経験値も高い。この日は野手で出場し登板がなかったがエース・萩本は3戦で2完封、13イニング無失点と好投。巨人・大勢に憧れ、スリークオーターからの直球とスライダーで“緑の旋風”を支えた。
5番・高杉は7月に死球で右足骨折も、リハビリ中に体重を増やし、この日も2二塁打し「パワーアップできた」と胸を張った。
昨年も出場した東日本選抜大会に王者として臨む。
【横浜緑ボーイズA・登録メンバー】※は主将
▽2年生 ※佐藤豪太、阿左美竣大、大橋郁仁、小椋翔太、高杉太雅、田島修吾、大平匠弥、岡俊太、鈴木龍斗、越谷栄太、武川昊輝、岡野壱哉、川田陽太、萩本友翔、大久保陸恩、三室研人
▽1年生 嘉悦孝志、天岸洸惺、佐藤海、金原充希