◆東都大学野球秋季リーグ戦第3週第2日▽青学大8―5駒大(8日・神宮)
6連覇を目指す青学大が駒大との打撃戦を制し、開幕6連勝で3つ目の勝ち点を挙げた。5―5で迎えた8回裏2死二、三塁のチャンスで、ドラフト上位候補に挙がる3番・小田康一郎一塁手(4年=中京)が中前へ決勝2点タイムリーを放った。
「シーソーゲームで取って取られての連続だったので、『ここで取れるだろう』という変な自信がありました」と小田。低めの直球に対しバットの先に当たった飛球だったが、前進する中堅手の前にポトリと落ち、2者が生還した。
絶対的エースの中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)が、右肘の炎症のため今週の登板を回避。この試合は、先発の布施東海投手(3年=二松学舎大付)から1年の高木大希投手(履正社)につなぎ、6回途中で経験豊富な渡辺光羽投手(4年=金沢学院大付)を投入するという継投で勝ち切った。安藤寧則監督(48)は「全員戦力。皆で勝てた。この1勝は大きい」と言ってうなずいた。