8日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、日本サッカー協会(JFA)が7日、都内で会見し、影山雅永・技術委員長(58)の契約解除を発表したことを報じた。

 影山氏はU―20W杯視察に向かった際のパリ行きの機内で児童ポルノ閲覧の疑いで当局に拘束され、その後、有罪判決を受けた。

協会は緊急会見を行ったが、罪状や本人の認否などについて「プライバシーの保護」として、詳細を明らかにしなかった。

 コメンテーターで出演の国際弁護士の清原博氏は「日本でも児童ポルノを作成し、所持することは禁止されてるわけですから、先進国では児童ポルノと規制して子供たちを守ろうというのがコンセンサスですよね」とまずコメント。

 影山氏が「フランスで児童ポルノが禁止されていると知らなかった」と裁判で発言しているとされる点について「日本で規制されてるんだったらフランスもそうだろうと思うのが普通だと思うんで、あんまり言い訳としては信用できない言い訳をされていると思いますね」と続けた。

 「今回、生成AIで作ったっていう部分もあると思うんですけど、注意してほしいのは生成AIで作ったとしても実在する少年、少女の画像をもとにして作ったら、やっぱり児童ポルノという風に日本でもいわれている。だから生成AIだから大丈夫だと安易に考えるのはやめてもらいたい」と指摘。

 「影山さんの『芸術作品だと思った』という言い方がありますよね。あくまでも日本で処罰されるのは自分の性的ものを満たすため所持していたら処罰されるんだけれども、芸術作品だとしたら処罰の対象に今のところなってないんですよ。もしかしたら、そういうことを知っていたから。日本では芸術作品として持っている分には処罰されないのを知っていたから、そういうところで言い訳をして、フランスでも芸術作品ですよってことを言って言い逃れしようとしたのかも知れませんよね」と推測していた。

 その上で「状況的に見て、飛行機のノートパソコンで『芸術作品の鑑賞です』って言われてもね。なかなか、それは信用できないじゃないですか」と話していた。

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