8日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では公明党が7日、自民党の新執行部との連立協議に向け、緊急の常任役員会を開催し、高市早苗氏が自民党の新総裁に就任したことを受け、党内で連立離脱も検討すべきだとの声も浮上していることを報じた。
コメンテーターで出演の政治アナリストの伊藤惇夫氏は公明党が特に「政治とカネ」の点を問題視し、“裏金問題”の渦中にいた萩生田光一氏の幹事長代行就任を疑問視している点について「萩生田さんは石破下ろしの段階からずっと声を上げ続けていたし。
その上で「一時は党三役、あるいは党四役って話もあったらしいんですけど、やっぱり、さすがにそれは問題が大きいだろうということで代行という役職に就いたようですが」と続けると「実際に幹事長に就いた鈴木さんというのは、どっちかと言うと調整役タイプの方なんで、恐らく代行である萩生田さんが党の実務的部分は担っていくことになるんじゃないかと。それに対して公明党が政治とカネの問題、まだ企業団体献金とかの問題も残ってますから、こういう人事をやることによって、高市さんがもう、あの問題は終わったんだよっていう風にアピールしようとしていることに対する反発はあるでしょうね」と分析していた。