日本代表は8日、千葉市内で親善試合パラグアイ戦(10日・パナスタ)に向けた合宿3日目を行った。
今回の活動では主力ボランチのMF遠藤航と守田英正が不参加。
鎌田はW杯アジア最終予選では主にシャドー(1トップ下)で出場したが、先月の米国遠征では2戦ともボランチでプレー。今回もボランチでの起用が濃厚だ。米国遠征のメキシコ戦(0△0)では引き分けに終わったが、先発で存在感を見せ、2戦目の米国戦(0●2)も鎌田の投入後から前への推進力が生まれた。
鎌田は自身の役割について「6番(ボランチ)だと、リスクあるパスよりももっと個人の時間を長くしないといけない。もちろん、6番と10番(シャドー)で求められていることも違う」と説明。「自由に動いているイメージがあると思いますけど、割と監督にやれと言われたことをそのままやっているタイプ。チームとして狙っていることや、やらなきゃいけないことをやりたい」と語った。
佐野は先月20日のアウクスブルク戦で、ドイツ移籍後初の得点とアシストを記録。武器である守備力に加えて、攻撃面でも進化を見せている。