◆YBCルヴァン杯準決勝第1戦 川崎3―1柏(8日・U等々力)

 ホームの川崎が先勝した。前半10分にMF山本悠樹が先制すると、同23分にはDFファンウェルメスケルケン際が2点目。

2―1の後半40分にはFW伊藤達哉が左足で、3点目を奪った。優勝した2019年以来、6年ぶりの決勝進出へ前進した。

 伊藤は左サイドのFW宮城からパスを受けると、ゴール前で左足を振り、ゴール右に流し込んだ。これで公式戦4戦連発&最近11試合11ゴールと勝負強さを見せた。

 伊藤は「まだ半分終わっただけ。(ゴールは)冷静に、トラップでシュートコースを作って(横に)ずらして、相手が慌ててブロックに来たところをまたを通せたので、狙い通り」と振り返った。タイトル獲得に向けては「絶対に取りたい。サポーターの人は1シーズン(通して)応援してくれている。タイトルを取れたか取れないかは大きな意味があると思うので、そういうのも含めて取りたい」とうなずいた。

 長谷部監督はホームで先勝したことをたたえながらも、「おそらくですが2人、大きなけがになってしまい残念」と開始早々に負傷したDF三浦、久々に復帰もピッチを退いたMF大島の状態を心配した。

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