◆米大リーグ 地区シリーズ第3戦 ドジャース―フィリーズ(8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が8日(日本時間9日午前10時8分開始予定)、2連勝で突破に王手をかけている地区シリーズ第3戦の本拠地・フィリーズ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。先発のマウンドには山本由伸投手(27)が上がる。
佐々木朗希投手(23)は2日連続での登板こそないが、ワイルドカードシリーズ第2戦から3試合連続で登板中。地区シリーズに入ってからは2試合連続でセーブをマークしている。6日(同7日)の第2戦では、1点差の9回2死一、三塁で登板してたった2球で締めくくり「自分のいい球で勝負することだけを考えていた。打たれてもしょうがないと割り切って、自分から自滅せずにゾーンに投げて、それだけ」とうなずいていた。日本人投手では初となるポストシーズン3試合連続セーブにも期待だ。
この日の試合前には剛速球右腕のエンリケスとキャッチボール。その後はブルペン捕手に座ってもらい、平地ながらブルペンと同じようにして力強いボールを投げ込んでいた。この日登板となれば、4試合連続の登板。2日連続の試合がここまではない日程にも恵まれている。ロバーツ監督はこの日の朗希の起用について「彼らは(試合前に)キャッチボールをしているはずだ。それが終わったら、バード(ブルペンコーチ)とマーク(投手コーチ)と話して、彼らの状態を確認する」と慎重な姿勢を示した。