◆U―20W杯▽決勝トーナメント1回戦 日本0―1フランス(8日・チリ)

 日本がフランスと対戦し、延長戦の末に0―1で敗れ、03年大会以来の8強進出を逃した。

 試合を通して再三決定機を作り、バーに2本、ポストに1本阻まれたシュートを含めて何度もフランスゴールに迫ったがチャンスを生かせず。

すると延長後半終了間際に自陣エリア内でハンドを取られ、このPKを決められて0―1で敗戦。選手たちはピッチに倒れ込んで涙に暮れた。主将のDF市原吏音は「決めきるところで決められなかった。フランスはしっかり守って、最後決めきるところを決めた。今、受け入れるのは難しいですけど、これが世界の戦いだし、自分たちのベスト16の壁と言われているところの弱さというか…悔しいです」と涙した。

 8強だった03年大会以降、出場5大会中4度敗退(1大会は1次リーグ敗退)してきた決勝T1回戦でまたも敗退。それでも、チームを束ねてきた主将として「船越ジャパンが結成して約2年間、この大会のために本当に頑張ってきましたし、自分たちならいけると信じてやってきた。本当に応援してくれる人、支えてくれ人、家族、チームメイト、あとは来てくれる人の支えがあってここまでこられた。胸を張って帰りたい」と話した。

 今後は28年ロス五輪を目指す戦いとなる。

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