陸上男子マラソンで日本記録保持者の鈴木健吾が9日、プロランナーとしての活動を開始することを明かした。自身が代表を務める合同会社「Kemmmy(ケミー)」を設立し、キユーピー社とスポンサー契約を締結したことも発表した。

 2021年びわ湖毎日マラソンで2時間4分56秒の日本記録を樹立。22年オレゴン世界陸上は代表入りしたが、新型コロナウイルスに感染し、直前で欠場した。8日には富士通陸上競技部を退部・退社することを発表していた。

 鈴木は「この度、プロランナーとしての活動を決意し、キユーピー株式会社様とスポンサー契約を締結させていただくこととなりました。長年お世話になった実業団を離れ、新たなステージに挑むにあたり、このように心強いご支援をいただけることに、心より感謝申し上げます。これまで支えてくださった方々の思いを胸に、そしてキユーピー様のサポートを力に変えて、競技に真摯(しんし)に向き合い、マラソンランナーとして更なる高みを目指してまいります」などとコメントを出した。

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