中日は9日、佐藤龍世内野手と梅津晃大投手に、来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。

 佐藤龍は今年6月に、西武から金銭トレードで中日に加入。

会見を行った2時間後に出場した同17日のオリックス戦(バンテリンドーム)では、移籍後初安打&初打点をマークした。だが、そこから状態は上がらず、今季は23試合で打率1割9分7厘、3打点と低迷。持ち前の力強い打撃を発揮できなかった。5年間で、3度のトレードを経験した佐藤龍は「思った成績も出せていなかったので、悔しい」と唇をかんだ。今後については未定。

 プロ7年目の梅津は、7月に群馬県内の病院で「右肩関節唇形成術」を受け、現在はリハビリを続けている。22年3月には右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術も受けていた右腕。来季からは育成契約を結ぶ方針で、「手術は順調に来ている。手術する前よりも成長した姿を見せられるように頑張りたい」と再起を誓った。

編集部おすすめ