カーリングのパンコンチネンタル選手権(20日開幕、米国)に出場する女子日本代表チームのロコ・ソラーレが9日、オンライン取材に応じた。初代チャンピオンチームのスキップ・藤沢五月は「思い入れのある大会なので楽しみ。
26年ミラノ・コルティナ五輪につながる日本代表決定戦(9月、稚内)では、開幕から2連勝しながらその後敗退。サードの吉田知那美は「世界一を目指す道は1本ではない。いろんな世界一があるよ、と見せられるようにと思って臨んでいるシーズン」と、五輪3大会連続出場がなくなっても前向きに話した。アジア・オセアニア地域と米大陸の強豪が競う国際大会で、ロコ・ソラーレは22年に優勝している。
五輪への道は途絶えたが「世界選手権での優勝を成し遂げていないという意味では、前向きに取り組むように気持ちを切り替えてきた」と藤沢。セカンド・鈴木夕湖は「しっかりと戦って、世界選手権の切符を取りたい」と見据えた。