◆米大リーグ 地区シリーズ第3戦 ドジャース―フィリーズ(8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 3連勝での突破を目指すドジャースは、先発・山本由伸投手が4回0/3で3失点し降板。5回途中からブルペン陣による継投に入り、7回からは4番手で通算223勝の左腕カーショーが登板。

2イニング目となる8回にリアルミュートとシュワバーに本塁打を打たれ、5失点した。

 上位打線との顔合わせとなり、先頭のターナーに中前打、シュワバーに四球で無死一、二塁とされた。続くハーパーには右前にはじき返されたが、T・ヘルナンデスがダイビングキャッチした。続くボームの打席で捕手がこぼした隙に半端なリードをとった一塁走者シュワバーを刺して2死三塁。ボームを歩かせ、マーシュを右直に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 回またぎで8回も続投したが、リアルミュートに左中間へソロ弾を被弾。四球、三失、犠打で1死二、三塁とされると、ターナーの2点適時打で1―6。続くシュワバーにはギリギリでフェンスを越えるこの日2発目の2ランを浴び、1―8と突き放された。

 先発の山本由伸がKOされ、5回無死一、二塁で、打者シュワバーの大ピンチで2番手で引き継いだのは左腕バンダ。重盗を決められ二、三塁とされたが、最後は直球で空振り三振を奪った。続くハーパーは浅い右飛で三塁走者はタッチアップできず。続く巧打者ボームを敬遠して左打ちのマーシュとの勝負を選ぶと、3球三振でさらなる失点を防いだ。

 6回にはドライヤーが登板し、四球で走者を許したものの無安打で無失点に抑えた。

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