加藤清史郎、観客だった１０年前の自分に「今のうちに歌っとけよ」　主演舞台「デスノート」で歌唱披露
歌声を披露した加藤清史郎 画像（1枚）

　俳優の加藤清史郎が９日、都内で主演舞台「デスノート　ＴＨＥ　ＭＵＳＩＣＡＬ」（東京公演・１１月２４日～１２月１４日、東京建物Ｂｒｉｌｌｉａ　ＨＡＬＬ）の製作発表に出席した。

　集英社「少年ジャンプ」に連載された大ヒット漫画が原作で、今回が日本で４回目の上演。

本作初出演となる加藤は、ダブル主演を務める渡邉蒼とともに歌唱を披露し「歌ってみないと分からない難しさや、曲と自分の声がハマった瞬間の気持ちよさや楽しさ、脳汁が出るのを初めて感じている」と語った。

　オファーを受けた時は「うれしいより先に驚きというか、実感が湧かなかった」。２０１５年の初演では日生劇場で観客だったこともあり、「見ていた時はここに僕が立つとは全く思っていなかった。１０年前の自分には『今のうちに歌っとけよ』と言いたい」とメッセージを送った。

　渡邉は、父に数年前から「お前は（主役の）夜神月（やがみ・らいと）をやるんだよ」と“予言”されていたそうで、「父に伝えたら本当に喜んでいたし、絶対大丈夫だと言ってくれた。一番身近に待ってくれている人がいるので全力を尽くす」と気合を入れた。

　イベントには共演の三浦宏規、鞘師里保らに加え、初演キャストで今回が８年ぶりの出演となる浦井健治と濱田めぐみも出席。本作は大阪、愛知、福岡、岡山でも上演される。

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