9日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、自民党の高市早苗新総裁が26年続いている公明党との連立協議に苦戦し、公明党内でも連立離脱も検討すべきだとの声も浮上していることを報じた。

 コメンテーターで出演の読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏は公明党の思惑について聞かれると「公明党がなんでこんなに強く出てるかと言うと、支持母体である創価学会からの批判がある。

26年間も(連立を)やって公明党らしさがなくなってるんじゃないかと。らしさと言うのは何か。それは清潔なイメージ。平和の党であるというのが大きな譲れない一線なんですよ。そこに右寄りの人(高市氏)が出てきたというのがある。それとクリーンイメージを何で示すのかというと、政治とカネの問題が一番大きいわけですよ。私たちはカネに対してきれいなんだと言わなきゃいけない」と分析。

 「それと、もう一つあるんですよ」と続けると「今、(自民は)連立協議、どうやってます? まず国民民主党に話をする。維新(の会)に先に話をする。言ってみれば26年間、生活を共にしてきた私たちを差し置いて他に心を移すとは何事だ!っていう。自分たちの存在感がなくなってしまうと。分かりやすく言えばね」と説明していた。

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