サッカー日本代表は9日、国際親善試合パラグアイ戦(10日・吹田S)に向け、試合会場で公式練習を行う。森保一監督が会見に臨み、26年北中米W杯出場国を迎える一戦への意気込みを語った。

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 森保監督は「9月の代表活動では勝利できなかった。ホームで勝利を目指して戦い、勝ってサポーターの皆さんに喜んでもらえるよう全力を尽くしたい」と意気込みを語った。

 今回はDF板倉滉の負傷を受けてDF橋岡大樹を追加招集したが、筋肉系のトラブルにより招集見送りとなった主将MF遠藤航の代役は招集しなかった。

 森保監督はこの決断について「ギリギリまで考えた」とし、熟考の末に追加招集を見送ったことを明かした。

 森保監督によると、欧州組の招集は選手自身の負担を考慮して断念。さらにルヴァン杯で準決勝を戦う4クラブ(広島、横浜FC、柏、川崎)に「来てもらいたい選手がいた」(森保監督)と明かしたが、「準決勝に向けた準備を行っている中で、選手を抜くことはよくないなと思い、招集しませんでした」と明かした。準決勝は第1戦が8日に行われ、第2戦は12日に行われる。

 9月の米国遠征ではメキシコに0―0で引き分け、米国に0―2で敗戦。ホスト国との連戦で無得点に終わっている。今回もW杯出場国との2連戦となっており、勝利が期待されている。

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