大阪東ボーイズ(大阪北支部)が4日、大阪市内のホテルで「齋賀孝徳監督 勇退を祝う会」を開催した。1983年から42年間、同チームの指揮を執った氏のお別れ会にはOBやチーム関係者など約260人が参加した。

 会では監督1年目の選手だった元横浜の佐伯貴弘さんが「(中学時代に)側で支えてくれる人がいるありがたさをすごく感じました。プロ野球選手としての礎を作ってくれたのは、間違いなく齋賀監督です」などとあいさつ。その後、スライドショーで過去の写真が上映されたり、記念品・花束が贈呈されたあと、最後に齋賀氏が歴史を振り返りながら「最初は佐伯を見て、こんなセンスがある子がいると知らされて。ついついのめり込んだ結果が、42年たちました。これからのジャガーズをもっともっと応援してくれたら助かるしうれしい」とあいさつすると、会場では涙ぐむ参加者もいた。

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