俳優の北村有起哉が9日、都内でフジテレビ系連続ドラマ「小さい頃は、神様がいて」(9日スタート、木曜・後10時)の完成披露試写会に小野花梨石井杏奈仲間由紀恵らと出席した。

 「最後から二番目の恋」シリーズなどで知られる脚本家・岡田惠和氏によるオリジナル脚本のホームコメディー。

2人の子を持つ小倉渉(北村)、あん(仲間)夫妻が「子供が20歳になったら離婚する」と約束することから物語が始まる。地上波ゴールデン・プライム(GP)帯ドラマに初主演する北村は「主演はイメージしてなかったので、驚きました。いつも通り楽しく、みんなで最後まで無事にやりたい」と自然体を強調した。

 北村は物語について「3家族が同じマンションに住んでいてアンサンブルを織りなしている。本当に織りなしています」と説明。マンションの住人同士の温かいふれあいも描かれ、「つながりが希薄になっている現代社会では、違和感を感じるシチュエーションかもしれません。脚本の岡田さんの思いがそこにある。飲み物に例えたら、白湯(さゆ)だなと思う。すごく優しいものを飲んで、しみわたる感じ」とアピールした。

 夫婦役を演じる仲間とは2013年のテレビ朝日系ドラマ「上意討ち 拝領妻始末」以来、12年ぶりの共演。仲間は「北村さんがお芝居で引っ張ってくださっている。現場は面白いことばかり。

爆笑に近い現場。北村さんが主に笑わせてくれる」と信頼を明かした。

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