【大学野球】  ◆東都大学野球秋季リーグ戦第3週第3日▽東洋大1―0亜大(9日・神宮)

 開幕5連敗を喫していた東洋大が亜大に連勝し、今季初の勝ち点を挙げた。1回裏に2番・吉田元二塁手(4年=龍谷大平安)、3番・池田彪我三塁手(4年=三重)の連続二塁打で1点を先取。

2投手の継投でリードを守り切った。

 ドラフト上位候補に挙がる最速155キロ右腕・島田舜也投手(4年=木更津総合)は、先発した石沢順平投手(1年=木更津総合)のあとを受けて4回表から登板。6イニングを1安打6三振で無失点に抑え、勝利に貢献した。

 この試合の最速は151キロだったが、カーブ、フォークを決め球に丁寧な投球を展開。「(1週目の)駒沢大学戦のあと、真っすぐ一辺倒ではなく変化球を交ぜて、より真っすぐを生かす配球に変えました」とモデルチェンジの効果を強調した。

 次週は開幕6連勝中の青学大と対戦。「きょう勝ち切ったことで、いい流れが出来たと思う。(青学大も)同じ大学生。力負けはしていないと思っているので、皆が力を出せばいい勝負が出来る」と静かに闘志を燃やしていた。

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