俳優の及川光博が9日、都内で行われた10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「ぼくたちん家」(日曜・後10時半)第1話完成披露試写会に共演の手越祐也、白鳥玉季とともに登壇した。
「社会の隅っこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求め、明るくたくましく生きる姿を描くオリジナルのホーム&ラブコメディー。
連続ドラマで主演を務めるのは21年ぶりとなる及川は、撮影現場について「雰囲気はほがらかです。基本みんな笑ってます。たまに僕がぐったりしてます。だいたい8時間以上働くとぐったりします。12時間超えると黙ります。てごちゃんが気配りしてくれます。てごちゃん(手越)がぱかーって、屈託なく少年ぽく笑ってムードを明るくしてくれる」と語った。
また、及川は「演技の時はミッチーを忘れてますよ。『誰ですかミッチーは』って感じ」と役に入り込んでいるという。
撮影開始直後は真夏の暑い日が続いていたといい、手越は「だんだん木陰に木陰にミッチーが消えるんです」と明かし、及川は「好きな二字熟語なに?って聞かれたら『冷房』って答えます」と返した。
最後に視聴者に向け、手越は「約7年ぶりに連続ドラマに出演させていただく。すてきなキャスト、スタッフに囲まれてわいわいしながら、充実した毎日を送れていることを心から感謝しています」と感謝し、「人は生きてるといろんなコンプレックスだったり、社会に話せないことだったり、それぞれあると思うのですが、その中でも自分は一番自分の味方でいて、夢ややりたいこと、個性を邪魔されることなく、その自分を恥じることなく、堂々と胸を張って生きるというメッセージも込められている」と作品への思いを話した。