作家・村上春樹さんが9日、今年もノーベル文学賞受賞を逃し、母校の兵庫・西宮市立香枦園小に集まった同級生たちもガックリ肩を落とした。

 約20人が教室のテレビでスウェーデン・アカデミーの中継を見つめたが、ハンガリーの作家が受賞したというテロップが出ると「ああ…」とため息。

6年1組のクラスメートだった頭井(ずい)治男さんは「残念でございました。(生理学・医学賞の坂口志文氏、化学賞の北川進氏と)日本人が2人来て、3人は難しいと思いながら、流れが来ているとも思ったんですが」と苦笑い。

 それでも、やはり同級生の内堀均さんは「彼のクラスメートが集まるチャンスが年に1回ある。落選は悲しいですが、僕らと体力が続く限り、来年もあります」と応援を続けるとした。

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