バレーボール男子の国際親善試合で戦ったイタリア1部セリエAの強豪で欧州CL王者のペルージャと、日本の大同生命SVリーグ王者のサントリーが熱戦から一夜明けた9日、イタリア“スポーツデイ”にちなんでイタリア大使館(東京都港区)に招かれた。

 セリエAで3季プレー経験のあるサントリーの主将・高橋藍は大使館の関係者との対談で「Buonasera a tutti(皆さんこんばんは)」と流暢(ちょう)なイタリア語であいさつ。

7日、8日のペルージャとの国際親善試合では2連敗したが、多くの刺激が入った様子。SVリーグの優勝トロフィーを横目に「イタリアリーグは各国のトップ選手がそろう、非常にレベルの高いリーグだった。日本のリーグもイタリアリーグを超せるぐらい強いリーグにしていきたい」と決意を新たにした。リーグ2季目は24日の大阪B戦(兵庫)で幕を開ける。

 サントリーのミドルブロッカー・小野寺太志は「世界の強豪クラブのペルージャと対戦できたことはチームとして、個人としてもうれしく思う。プレシーズンマッチでしたが2敗したので、世界クラブ選手権でリベンジしたい」と決意。加入1季目のリベロ・小川智大は「ペルージャと戦うことができて僕自身も、チームとしてもいい経験になった。欧州王者はとても高さ、パワーがあり、国内では感じることができない強さを感じることができたのでいい経験になりました」と充実の表情を見せた。

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