高市早苗新総裁、党役員に指示「総裁選挙でどの陣営にいたかは全く関係なく全員総活躍、全世代総力結集人事を！」…「報ステ」生出演
高市早苗新総裁 画像（1枚）

　自民党の高市早苗新総裁が９日放送のテレビ朝日系報道番組「報道ステーション」（月～金曜・午後９時５４分）に生出演した。

　東京・永田町の国会記者会館で大越健介キャスターのインタビューに応じた高市氏は「政治とカネの問題で不記載のあった議員の扱いで公明党との齟齬（そご）があると思うが？」と聞かれると、「今の自民党は衆院、参院の選挙を通じて（落選で）人数が減ってます。

ご承知だと思いますが、自民党の中には政策機関だけでもすごい数があるんですね。私は政調会長を３期務めましたけど、当時で大体１２０くらい、いろんな政策を議論する機関があって、必ず、そこに長や役員がいると。役員室という個室もあった。そんな中で今、人数が減ってしまった自民党で全員で働かなきゃ党が回りませんよ」とまず口にした。

　「まずは経済対策をすごく急がなきゃいけないと思うので人事をやりました。小林政調会長にも鈴木幹事長にも『組閣を待たずに人事をやってくれ』と。全員総活躍、全世代総力結集の人事をやってくれと。総裁選挙でどの陣営にいたかは全く関係なく、一番、その方がお得意な、もしくは専門知識がある、もしくは本人がすごくやりたいアンケートも取りましたんで、公平に全員が働ける人事をやってくれというお願いをしたんです」と続けると「仮に私がもし総理大臣になれたら、組閣をする。その時、党の役職に就いた方でも引っこ抜く可能性があるので、その時には対応できるようにしてくれと言いました」と話していた。

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