◆米大リーグ 地区シリーズ第4戦 ドジャース2x―1フィリーズ=延長11回=(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースが2勝1敗で突破へ王手をかけていたフィリーズとの地区シリーズ第4戦を、劇的なサヨナラ勝ちで制して、突破を決めた。延長11回にパヘスの投手へのゴロを投手のカーカリングがホームへ悪送球して試合が決まった。
大谷は追いついての接戦を制したことについて「ピッチングも最少失点、最少失点でつないでくれている。バッティングも、パヘスも最後も粘り強く、なんとかこう、何かが起きるような、そういう気持ちの入った打席だったんじゃないかなと思う。必ずしも綺麗に勝てる試合ばかりではないと思うし、今日みたいな勝ちが続けば、またその先が見えてくるのかなと思う」と話した。
大谷は今シリーズを通じて1安打にとどまり貢献できず。「左バッターにとってはなかなか、フレディー(フリーマン)もそうですけど、思い通りにいかない打席(が多かった)というか。相手も失点も少なかったですし。ポストシーズンらしい素晴らしいピッチング、両者ともにそういう試合が多かったのかなと思います」。また3イニングをパーフェクトリリーフし流れを呼び込んだ佐々木朗希に対しては「いや、もう、ほんとに素晴らしかった。見てて頼もしいなと」と絶賛した。