◆米大リーグ 地区シリーズ第4戦 ドジャース2x―1フィリーズ=延長11回=(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースが2勝1敗で突破へ王手をかけていたフィリーズとの地区シリーズ第4戦を、劇的なサヨナラ勝ちで制して、突破を決めた。延長11回にパヘスの投手へのゴロを投手のカーカリングがホームへ悪送球して試合が決まった。

 米サイト「ジ・アスレチック」のJ・スターク氏はX(旧ツイッター)で「シリーズがサヨナラエラーで決着したのは史上初」とポスト。「ビル・バックナーが想起されるが、あれは第6戦だった」と付け加えた。

 1986年のワールドシリーズ第6戦では、延長10回裏2死二塁にメッツのウィルソンが放った一ゴロを、レッドソックスのバックナーがサヨナラトンネル。メッツが劇的なサヨナラ勝ちを収めたが、シリーズを3勝3敗に戻しただけで、シリーズは決着していない。

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