◎「第21回大阪阪南1年生親善大会」(10月5日・美原総合スポーツグラウンドほか)◆中学1年生の部 ▽1回戦 富田林ボーイズ7-0東大阪河内ボーイズ

 富田林が快勝発進した。立役者は北川だ。

初回2死二、三塁で左中間を破る3ラン。続く2回にも左越えのランニング3ランを放ち、7得点のうち6打点をたたき出した。「初回はヒットで先制の1点を取る意識でした。2打席目は真芯に当たって手応えがあった」。公式戦初本塁打の5番打者は無邪気に喜んだ。

 先発の伯井も4回2死で交代するまで3安打無失点の好投。無四球がキラリと光った右腕は「コントロールは自信がある。理想の投球でした」とニッコリ。投打がガッチリかみ合った。

 内野陣も、もり立てた。2回には川越が中前に抜けそうな二ゴロをさばき、3回にはサード村本主将が三遊間ゴロを横っ跳びで好捕。主将は「みんながつないで点を取れ、守備でもチームのためにという思いが出ていた。

みんな元気で活気があった」とナインを頼もしげに見回していた。

 〇…東大阪河内は初回に萩原の中前安打と平山の左翼線二塁打で1死二、三塁としたが先制ならず。3回にも2死二、三塁を逃し、ホームが遠かった。3安打で敗れ、森田主将は「(富田林は)思っていたより打った。自分たちの力を出せなかった」と悔しそうに振り返った。

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