俳優の古田新太、羽野晶紀、関西ジュニア内ユニット「AmBitious」の真弓孟之が10日、大阪市福島区のABCテレビで朗読劇「一富士茄子牛焦げルギー」(いちふじなすうしこげるぎー)の取材会に出席。古田は真弓にとってSTARTO ENTERTAINMENT社の大先輩たちに連なる名誉ある(?)「手下」に任命した。
5回目の再演となる「一富士―」。羽野は4度目の「おかん」役だが、「おとん」の古田、「ぼく」の真弓は初出演。この日、羽野にも古田にも初めて会ったという真弓が「前髪切りすぎてオンまゆみ!」の自己紹介ギャグを披露したところ、羽野は「なんかやらなアカン…。勘弁してください」と困った様子。一方の古田は「どうも古田です」のひと言で済ませて笑いを取った。
STARTO社所属タレントとの共演が多い古田。初対面の真弓を早くも「タケ」と呼び「タケの先輩は俺の手下がムチャクチャ多い。そこらの店で『古田新太の手下です』って言ったら(予約を)取ってくれるから」とニヤリ。羽野が「て・し・た?」とあきれていると、古田は構わず「櫻井(翔=嵐)とかな。松岡(昌宏=元TOKIO)とかな」と具体例を挙げ、真弓は「えええ…すご…」と恐縮しまくり。続けて古田は「またひとり手下ができてありがたい。大阪在住らしいから、大阪の手下として」と真弓を名誉ある(?)配下に任命した。
取材会の前に3人で約40分、会話を弾ませたという真弓。「40分くらいの中で大爆笑を10回くらいかっさらって。テレビで見てる古田さんとまんま変わらんなという印象でした」と信奉するSUPER EIGHTの村上信五がMCを務めるテレビ朝日系「EIGHT―JAM」(日曜・後11時15分)での古田の“活躍ぶり”と重ねていた。すると古田は再び「きのうもヤス(安田章大=SUPER EIGHT)と飲んでました」とニヤリ。真弓は「こんなエピソード、ぽんぽん出てくるんです」と苦笑いを浮かべた。
古田はなおも「近い先輩で言うたら道枝(駿佑)だとか長尾(謙杜)とか大橋(和也)とか西畑(大吾)とか。あの辺は全員手下やから」と、なにわ男子の4人の名を挙げて追い打ち。真弓は「出てくるメンバー全部、頭の上がらないメンバーなんで…」とキラキラの瞳を曇らせた。古田は「AmBitiousがまだグループデビューしてないて聞いてビックリ。AmBitiousもコンプリートしていこうかな」と真弓を手始めに7人全員を手中に収めると宣言した。
「一富士―」は全編関西弁のハートウォーミングなストーリー。
「一富士―」は来年1月15~18日に大阪・サンケイホールブレーゼ、同1月29日~2月1日に東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで上演される。