女優の松本若菜が10日、都内で「ナイトスクリーンプレミアムトークショー」に出席した。

 女性記者、女性ライターが「女性をエンパワーメントする作品」を選ぶ、女性記者映画賞のアンバサダーに就任。

「映画祭でレッドカーペットを歩くのは初めて。いい思い出になります」と喜び、歩みを進めた。

 松本にとって映画は「大切な存在」。2017年のヨコハマ国際映画祭で助演女優賞を受賞(「愚行録」石川慶監督)した際に気づいたそうで「その時に抱いた感情は今でもずっと残っていて、私の居場所はここだなと思えた瞬間だった」と振り返った。

 この日のトークショーは「HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2025」(26日まで)と「女性記者映画賞」がコラボして行われた。コンセプトの1つに、野外で飲食をしながら映画を観ることがある。自身の”ながらシネマ”について聞かれると「絶対に寝ながら観る」とこだわりを紹介。「スリープじゃなくて、横になる。クッションをいっぱいにして観るのが好き」。映画が始まる前に、リモコンやティッシュなど必要なものは手の届く位置に動かし「最後までしっかり楽しめるようにしている」と明かした。

 これまで数多くの作品に出演し、舞台あいさつにも登壇してきた松本だが、野外イベントという新たな体験をきっかけに「せっかくなんだから東京にある映画館全てに舞台あいさつに行ってみたいなという夢ができました」と満面の笑みを浮かべていた。

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