大阪・ABCテレビのニュース情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜・前9時30分)が11日、生放送され、冒頭で自民党の高市早苗総裁と新執行部の誕生、そして公明党の連立離脱を取り上げた。

 政治ジャーナリストの青山和弘氏は幹事長代行のポストに萩生田光一氏を起用したことが、公明の離脱を招いた一因だと指摘。

「政治とカネ(の問題)もそうですが(23年5月に萩生田氏が)東京都連会長の時に(当時の公明・石井啓一幹事長が)『東京での信頼は地に落ちた』と。その時の関係性も影響している」と衆院小選挙区定数の「10増10減」に伴う候補者調整で自公に亀裂が入った遺恨が、いまだに残っていたと指摘した。

 さらに2つ目の原因にも言及した。「創価学会の幹部にも取材しましたが、萩生田さんの件もそうですが、最初に国民民主党に行っちゃったことが面白くなかった」。高市氏が総裁に選出された翌日の5日夜、自公で連立維持のための政策協定を結ぶ前にもかかわらず、国民民主の玉木雄一郎代表と都内で極秘に会談したことが“決定打”となったと解説した。

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