◆米男子プロゴルフツアー ベイカレント・クラシック・レクサス 第3日(11日、神奈川・横浜CC=7315ヤード、パー71)

 雨の中、第3ラウンドが行われ、39位で出た米沢蓮(パルコホーム)が7バーディー、1ボギーでこの日のベストスコア65をマークして通算7アンダーとし、日本勢トップの10位に浮上した。首位とは5打差。

同じ横浜CCで開催された昨年の国内ツアー「横浜ミナトチャンピオンシップ」を勝っている26歳は「ティーもいくつか違うし、レイアウトも違う。違うコースを回っているようだけど、相性はいいと思う」と3日間の戦いを振り返った。

 前身の日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」で初出場だった昨年大会は22位だった。「去年も出させてもらって、今年は『いい経験』で終わりたくない。去年よりも自信をもってここまで戦ってこられた」という。「今年に入ってドライバーがすごくいいので、自信を持って打てている」。この日のフェアウェーキープ率は100%で全体1位。3日間を通しても88・89%の1位で、パーオン率も75・93%でトップを誇っている。

 将来的な米ツアー挑戦を考えている。「自分がこれから目指すにあたって、今後何が必要かということを確認するにはこれ以上ない舞台。全力で一つでも上の順位を目指しながら、勉強したい」と語り、最終日に向けて「特に変えるところもないし、ゲームには自信をもってやれている。一つでも多くのことを吸収できるように全力でやりたい」と意気込んだ。

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