ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が11日(日本時間12日)、オンライン取材に応じ、大谷翔平投手(31)の打撃に注文をつけた。
大谷はレッズとのワイルドカードシリーズは第1戦で初回先頭弾など2発を放ち、第2戦も貴重な適時打を放って2連勝での突破に大きく貢献。
19打席で16度が左腕との対戦。レギュラーシーズンでは対右腕が打率2割8分3厘、対左腕が2割7分9厘と決して苦手ではないが、今季リーグ3位の防御率2・50だったサンチェス、リーグ2位216奪三振のルサルドらメジャー屈指の左腕との対戦が続いて苦しめられた。第4戦終了後に大谷は「左バッターにとってはなかなか、フレディ(フリーマン)もそうですけど、思い通りにいかない打席というか。ポストシーズンらしい素晴らしいピッチングが両チームともにそういう試合が多かった」と脱帽していた。
ロバーツ監督は「左腕との対戦によるものだと思う」としながら「レギュラーシーズンではポストシーズンほど(左腕との対戦成績は)悪くはなかった。どんな相手も翔平には左腕をぶつけるだろう。だが、地区シリーズでは、ストライクゾーンの外に手を出し、ゾーン内が消極的だったかを反省してくれることを願ってっている。打撃コーチや彼が地区シリーズから学び、改善することを望んでいる。彼にはもっとよくなってもらう必要がある」と注文をつけた。
さらには「あのようなパフォーマンスではワールドシリーズでは勝てない。だからこそ調整することを期待している。